家を手放したくなったとき、その理由は様々ですね。
私の経験上、一番多いシーンと言えば、所有者であった親が他界してしまったときですね。その他では、住み替えのための売却や離婚などなど。
『うちの親、お金は残してくれなかったけど、生まれ育った大事な家がある。兄弟で売って分けるか、兄弟の誰かが住むか、誰かに貸すか、、、どうすれば一番得かしら?』 というご相談、よく聞きました。
そうかと言えば、『売却して兄弟で分けたとき一悶着あって、その後一切連絡をとらなくなっちゃったわ』と、何かしらの理由から意思の疎通ができなかった、というお話なんかもよく耳にしました。
家を手放すとき、家だけじゃない、なにか自分の思いと違うものが動き出す、そんな事もあります。家を手放すとき、分配する相手がいるのであれば、些細なことでも配慮が必要となるでしょう。仲の良い兄弟や親戚関係といえども、思いや考え方は自分とは同じではない、ということのようです。
私は両親を亡くしましたが、実家にはたまたま兄弟が住み続けてくれています。それでも名義変更などの手続きを踏む事になり、いささか疲れてしまった経験があります。
いろいろなケースのお話、更新していきますね。
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