これから住む家、どっち? 賃貸 VS 持ち家

これから住む家は、どちらがいいのでしょうか?

賃貸派と持ち家派(自己所有派)

それぞれ、良い点と困った点があります。

それは、ズバリ!

今のあなたの年齢と環境によってどちらがベストなのか、がわかります。

一番最初の問題、それは住居にかかる費用となる人が多くいるでしょう。

一般的に住居費は年収の25〜30%と言われています。実は、年収の30%が住居費となると結構きつい、というデータもあります。・・・となると、堅実に生活設計をするには25%以下を目安にすると安心ですね。

自己資金に余裕があれば、不動産購入の際にローンは不要ですが、一般的に不動産購入の際はローンを組みます。


▼不動産購入を早くした方がいい人とは・・・

私が思うに、早くして結婚し、30歳前後で住宅ローンを組める人、ですかね。

よくある人生シュミレーションをしてみると、例えば

22〜30歳まで独身(25㎡→7.6帖)、その後結婚し、(42㎡→12.7帖)
33歳くらいまでに第一子、36くらいまでに第二子として、、、(子供の成長に合わせて40〜80㎡→13.6〜〜25帖)
58歳で第二子が大学卒業、
その後やっとゆとりができて豊かな老後が待っている?(そんな人生甘くないな、多分)

自己所有をするために住宅ローン35年を組む場合、30歳で組むのか、40歳で組むのか、それによって人生総出費がちがってきますね。人生総出費の額なんて、いつ死んじゃうか、いつ病気になるかとか細かいリスクは抜きにして、、、。


平成20年の総務省の統計によると、畳1枚分/マンションの賃料が

全国平均月々3,039円 東京は月々5,178円。

東京に住むには坪単価が10,356円!驚きの高さですね。

これらを踏まえ、賃貸物件ではどれくらいかかるのか、ざっと計算してみました。



▼一生賃貸物件に住むと6000万円以上かかってしまう。

子供と一緒に生活する25年間は成長よって2DK〜3LDK(42〜80㎡)の広さの住まいと仮定、結婚当初と老後は2DKで暮らした、としたら、、、

始まりは結婚当初、終わりは平均寿命として、男性80歳、女性86歳として最低で計算したところ、、、約6000万円以上の賃料(住居費)を支払う計算となりました。

(※これに共益費・更新料・転居費は含まれません)

また、老齢になった際は賃貸物件を簡単に探す事はできません。多くの家主は高齢者とは賃貸契約を結ばず、現役収入のある賃料保証を見込める人と契約するのが現実です。そうなると、多くの場合、契約者はお子様だったりします。しっかりしたライフプランや現金があっても家主と本人で契約ができない、そういう時は本当に切なくなったります。



▼住まいが賃貸のほうがいい人とは

賃貸物件の良いところは、自由に自分のスタイルで生活ができる、ということ。

例えば、職場の近くに間借りしたり、趣味がすぐ実現できる住まいを借りたり、独身だったり、結婚しても子供がいなかったり、等の場合、居住面積は住まう人数に比例すれば良いので、住居にかける金額は多くなりません。また、住まいの改修が必要となった場合、賃貸物件であれば家主に一言修繕依頼をすればいいのです。持ち家(自己所有)であれば、ローンに加え改修費用がかさんでしまいます。


▼ズバリ、結果は・・・


賃貸をずっと継続する場合、不安要素があります。それは、老後でも賃料を払い続けなければならない、ということです。持ち家の場合、住宅ローンが完済していれば、その後は大きな支出もなく暮らしていけます。が、老後に毎月家賃支払いのある賃貸物件は、いささか出費に不安ができるので、できることなら、老後は財産として不動産を所有していた方がいい、という事が多くの意見です。

私もそう思います。


ただ、不明なこともたくさんあります、それは人生何が起こるかわからない、ということ。

現在の日本、いつ何時天変地異が起こるかわかりません。所有している不動産が天変地異によって住む事ができる状態が継続できるのかどうか、それは誰にもわからないことなのです。また、所有している物件の経過年数によって劣化するのは当然のこと。住めなくなる前に手を加えるには資金がかかりますね。それに一生健康に過ごせる保証もありませんね。そのようなことをリスクと捉えるのであれば、人生全てリスクだらけになってしまいます。


ここは各個人の年齢や環境/状況により考え方がそれぞれとなります。が第一に言える事は、一般的な計画を持ち、ご自身の将来設計を描いて検討していくのが一番。


個人的には若いうちに住宅ローンを組んで、持ち家を所有するほうが良いと思っています。


参考までに算出したデータのスクリーンショットを添付します。


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