マンション購入検討の際、“新築マンションにするか、中古マンションにするか”が最初の関門ですね。今回は選び方についてご紹介します。
何はともあれ、価格が・・・
だれもがご存知の通り、価格が違いますね。新築マンションのほうが高額です、もちろん。
一般的なイメージは、、、
新築マンション:新しいだけにキレイ・設備が最新・でも高い
中古マンション:古いだけに、、、、安い
確かに大雑把な比較はこれに尽きますが、実際は様々な違いがあり、住まい方、暮らし方によってどちらがあなたにフィットするかが肝心です。
住宅物件の購入は人生最大の買い物と言えますので、慎重に選ぶといいでしょう。
マンションの選び方:脳内整理で大事な項目リストを
インターネットや新聞などで気になる物件が出たときに飛びついて衝動買いしないよう、自分はどんな物件が欲しいのか、どんな生活をしていくのか、の脳内整理整頓をしましょう。大きな買い物ですから、家族で話し合いリスト化していくと良いでしょう。
まずは、理想を書き出し、現実を考慮し、手に入れる事ができる項目を目にする事ができるようにしましょう。
例
・立地
・最寄り駅
・駅からの距離
・広さ
・環境
・構造
・保証などの諸条件 などなど。
「最寄り駅」を主条件にする理由の一つは通勤に便利かどうか、ということでしょう。一言に通勤といっても「勤務先からの通勤時間が45分以内」なのか「通勤時間が1時間以上だが座れる」はそれぞれの好みになりますね。
また、その立地は将来の資産性を問う事ができるでしょうか?駅から徒歩15分の新築マンションと駅前の中古マンションであれば、将来の資産性は間違いなく中古マンションのほうです。
住まい方や考え方、様々な条件を貴方なりに検討しましょう。
マンションの選び方:情報収集の仕方
昔と違って今はネット上にある様々な検索機能によってマンション情報の収集がいつでもできて大変便利です。但し、ネット上にまだ出ていない最新の物件情報は不動産仲介業者が公開前のこともあります。インターネットだけでは全ての情報を手に入れる事ができない事がありますので、住みたいエリアの不動産業者に連絡(予算や希望条件)を入れておくのも一案です。
また、情報だけではなく、実際に足を運びましょう。新築物件の際はモデルルームがありますし、中古マンションの場合は販売物件を直にチェックできます。実際に目で足で確認ができると、その物件の周囲の環境、日当り、構造なども確認できます。
新築マンションの場合、モデルルームはハイセンスな家具やインテリアで展示されており、営業トークもすばらしいの買いたい衝動にかられてしまうこともしばしば、と聞きます。希望の間取り変更がどの程度できるのか、などの説明を受け、資料をもらうと良いでしょう。
また、中古マンションの場合、入居中のオーナーに会える事もあり、業者以外からも現実的な話を聞く事ができます。新築当初の仕様書などが残っているかを確認できると今後のリノベーションの向けて便利な点が多くあります。
いずれにせよ、現在の日本では今後30年の間に大きな地震を経験するであろう統計が出ています。新築・中古にかかわらず、マンションの構造や耐震性は必ず細かくチェックするべき点ということを忘れないようにしましょう。
マンションの選び方:性格的にオススメなのは・・・
マンション選びでは性格的に向き不向きが実はあります。私の経験から申し上げますと、はっきり言って、面倒臭がりやさんには新築マンション、細かいことを楽しみにかえるポジティブ派は中古マンションがオススメ。
新築マンションは、例えるなら旅行でいうところのパッケージ旅行。この部屋はいくらで、オプションをつけると追加料金がいくら、取得するには税金、保険、手数料がいくら、と一切が最初から明確になっています。間取りの変更もある程度のプランがあり、これもパッケージ化されていますね。
中古マンションは、例えるなら個人旅行。予算の範囲に応じて要望に合わせていくらでも変更ができます。基本的な物件価格や税金、手数料はかかりますが、リノベーションでは個性あるチャレンジが可能です。実際、中古マンションのリノベーションが今は「こだわったプランニングができて楽しい!」と大人気です。専用書籍もありますので、ご自身に合うリノベーションで自分スタイルの確立可能です。但し、打ち合わせに時間がかかったり、施工中に見つかる瑕疵により時間がかかったりすることもあります。それらを前向きに捉え楽しみにできる人は中古マンション購入&リノベーションがオススメです。
マンションの選び方は更に続きます。追加更新しますので乞うご期待!
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